2008年3月22日土曜日

発声と共鳴の原理

発声と共鳴の原理 (1963年)

名著.正直言うと人に教えたくないくらいに良いことが書かれてます.個人的には、やはり昔に書かれた本の方が良い内容が沢山詰まっている傾向にあると思います.最近の本は薄っぺらい.ある内容を記述するときに、きちんと読み手に理解してもらうためには事細かに説明が必要です.ですので、必然的にページ数も多くなります.もちろんただ単にページ数が多ければ良いという物でもないですが.こちらの本はきちんと筋道を立てて説明されていますので、読んでいて「?」と思わせられるような文が出てきません。声帯のことから始まり、呼吸法、発声法、言語と発声についての関係や、もちろん歌唱法、イタリアとドイツ発声の違いについて等。さらには歌唱時においてのフォームや発声において必要とされる筋肉群についての詳細な説明にまでに至ります。


この本との出会いは私にとって衝撃でした。必要なことはすべて書かれてあります。一言で言うならば、とても役に立つ本です。